ザ・会社改造
「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」に続く第4弾。娯楽で選ぶ作品は圧倒的に経済関係に偏っている。自分のフィールドとは全く違うからなのか。いや、おそらく自分のフックに引っかかる何かがあるからだろう。三枝作品でも立場も規模も比較にならない主人公の奮闘をどこか自分に置き換えて読んでいる気もする。最後のコラムに書かれた「今そのポジションにいる若手に当時の自分よりも小さなスケールでその仕事をやらせていないだろうか」というポジション矮小化などは現場で起こっている事態そのもの。後継育成とは自分がいなくても回るようにではなく、自分がいなくても広がっていくように、輪ではなく渦を意識して。次のジャンプに備えよ。
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