すばらしき世界

西川監督が原作物に挑戦、プロモーション活動も幅広く、様々なメディアに露出していた。結論から言えば、本人原作の方が彼女の良さが出ているような印象であった。「ゆれる」の時のように過剰な説明を省く描写には、原作者故の潔さが滲み出ており、鑑賞後に原作を読む事で更にその潔さが輝きを増したように感じたが、今回は原作の内容を伝える為に、やや説明的なシーンが多かったように思う。対照的がどうかわからないが、河瀬直美監督は本人脚本より原作物の「あん」が良く、と書いて調べてみると河瀬作品で見ていないものが多くて一概に言えないことが解ったが、とにかく西川監督の良さは原作まで手掛けてこそ、と。

先日、友人が急逝した。彼もまた人生において新しいステージを揚々と走り始めていたはずだったが、急性白血病で本人も驚く暇もなかったことだろう。今となっては身体に気を付けていたのかどうかも解らないが、やはり健康は大切だということだ。

らいふすてーじ

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